【エンドレポート】KC3Hack 2025が終了しました!

KC3Hack 2025が終了いたしました

特定非営利活動法人NxTEND・KC3運営委員会は、ハッカソンイベント「KC3Hack 2025」を2025年2月9日(日)〜 24日(月・祝)に京都リサーチパーク(京都府京都市)にて開催いたしました。

KC3Hackは、「関西最大級のカンファレンスイベント”KC3(関西情報系学生団体交流会)”」が企画する、関西の学生エンジニアが一堂に集うハッカソンイベントです。

2019年から始まったKC3Hackは、今回で7回目の開催となりました。
今年は過去最多となる118名の方にお申し込みいただき、アイデアと技術を活かして、多くのプロダクトが生み出されました。

本記事では、KC3Hack 2025の各プログラムの様子を写真とともにお伝えいたします。

イベントキックオフ・勉強会

2月9日(日)にオンラインにてイベントのキックオフを行いました。
KC3Hack 2025は、計12社の企業様からのご支援と、会場提供をいただいた京都リサーチパーク様のご協力により開催されています。キックオフでは、スポンサー企業の皆様からの企業紹介を行い、開催コンセプトや開発テーマを発表いたしました。

本イベントの趣旨にご賛同いただき、ご支援くださった各社の皆様に心より感謝申し上げます。

また、2月9日(日)〜15日(土)をアイデアソン期間とし、この期間中には初の試みとして、学生メンターとテクニカルサポートスポンサーの方による勉強会を開催いたしました。

参加者にとって、実践的な知見に触れアイデアを深める貴重な機会となりました。

アイデア中間発表会

KC3Hack 2025では、2月15日(土)〜24日(月・祝)を開発期間とし、開発開始日である2月15日と、最終発表会が行われる2月24日のみ、対面での交流や開発を行う形で開催いたしました。

15日の締めくくりには「アイデア中間発表会」が開催され、全30チームが、1週間かけて練り上げた「K.A.N.S.A.I」という開発テーマに対するアイデアを発表しました。

各チームの個性が感じられる、多様なアイデアが披露され、今後の開発への期待が高まる発表会となりました。

最終発表会

最終発表会では、2週間という限られた期間で各チームが練り上げたプロダクトのプレゼンテーションが行われました。

限られた時間でも要点を押さえた工夫のある発表が多く、どのチームにも強い思いやこだわりが感じられました。開発の背景や苦労した点などから、聴く側もプロダクトに込められた想いをしっかり受け取ることができました。

全体を通して、多様な視点やアプローチが光る、非常に見応えのある発表会となりました。

ブース展示

最終発表会の後には、全30チームによるブース展示が行われました。
チームごとに開発したプロダクトを展示し、それぞれの世界観や工夫をより深く伝える貴重な機会となりました。

ブースでは、最終発表で伝えきれなかった細かなポイントや技術的なこだわりを、実際にプロダクトを触って体験していただきました。参加者同士はもちろん、審査を担当したスポンサー企業の方々とも直接会話ができるなど、活発な交流が生まれていました。

アイデアや思いを“実際に見て・触れて・話す”ことで、イベント全体により一体感が生まれました。

授賞式

ブース展示の後に、各賞の発表と授賞式が行われました。
プラチナスポンサー様によるスポンサー賞に加え、運営より「チーム賞」「アイデア賞」「デザイン賞」、そして「最優秀賞」がそれぞれのチームに贈られました。

特に「チーム賞」は、プロダクトだけでなく、イベントへの姿勢や積極的な参加態度など、ハッカソン全体への取り組みを評価する新しい試みとして注目を集めました。

どのチームにも独自のアイデアや熱意が感じられ、惜しくも受賞を逃したチームも含めて、多くの刺激と学びに満ちた2週間となりました。

以下に受賞したチームをご紹介させていただきます。

最優秀賞

最優秀賞
Tankalizer
チーム10 / 研究室からの脱出
 

プロダクト概要

あなたのつぶやきを短歌へ変換!どんな短歌になるかは詠むボタンを押すまでわからない。

部門賞

チーム賞
Tankalizer
チーム10 / 研究室からの脱出
 

プロダクト概要

あなたのつぶやきを短歌へ変換!どんな短歌になるかは詠むボタンを押すまでわからない。

アイデア賞
Occha
チーム12 / SALMON

プロダクト概要

一時的に全ての会話内容が関西弁になるチャット空間を提供できるアプリ。
ユーザーは通常の文章を入力するだけでメッセージが関西弁に変換されて送信されます。

デザイン賞
KANSCREAM
チーム8 / みっくちゅじゅーちゅ

プロダクト概要

「関西vs関東」をコンセプトに、ゲーム中に関西人陣営のプレイヤーが
「なんでやねん」と叫ぶことで関東コマを関西コマにすることができるオセロゲーム

企業賞

DMM.com賞
Idiscosure
チーム15 / 部費生活

プロダクト概要

関西に関連する面白い攻撃方法を用いて、楽しくサイバーセキュリティを学ぶプロダクト

テイジイエル賞
投げたが吉日!ダーツ de KANSAI再発見!
チーム11 / さんたく

プロダクト概要

ダーツという偶然性を利用することで、
関西のマイナーな観光地に興味を持ってもらうプロダクト

懇親会

すべてのプログラムを終えたあとは、立食形式の懇親会が行われました。
参加者やスポンサー企業の方々がリラックスした雰囲気の中で食事を楽しみながら、交流を深めるひとときとなりました。

普段の開発や発表とはまた違った距離感で、チームを越えた会話や企業の方とのカジュアルなやりとりが生まれ、会場には笑顔が広がっていました。感想を語り合ったり、プロダクトについてさらに深掘りしたりと、和やかで賑やかな時間が流れました。

懇親会はイベント最後のプログラムとして、2週間の締めくくりにふさわしい温かなエンディングとなりました。

最後に

最後になりますが、本イベントにご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
そして、協賛・ご支援くださったスポンサー企業の皆さま、運営にご協力いただいた全ての関係者の皆さまにも、心より感謝申し上げます。
皆さん一人ひとりのご協力と温かな支えがあったからこそ、今回のKC3Hack 2025を無事に開催し、最後まで走りきることができました。

参加者の皆さんにとって、学びや出会いのあるハッカソンになっていたら嬉しいです。
また次の機会でお会いできるのを、運営一同楽しみにしています!

特定非営利活動法人NxTENDでは、今後も日本全国で様々なイベントを実施してまいります。
次回の「KC3」を含め、今後のイベントへのご参加をお待ちしております。

お問い合わせ

本記事に関するお問い合わせは、特定非営利活動法人NxTENDまでご連絡ください。
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