【エンドレポート】KC3 2024が終了しました！

KC3 2024が終了いたしました

特定非営利活動法人NxTEND・KC3運営委員会は、合同勉強会・交流会イベント「KC3 2024」を2024年9月7日（土）〜 8日（日）に京都リサーチパーク（京都府京都市）にて開催いたしました。

KC3（関西情報系学生団体交流会）は、関西の情報系サークルや学生エンジニア間の交流をより深めることを目的とし、2010年より開催しているイベントです。

昨年に引き続き2日間で120名以上の参加申込をいただき、今年度初の開催となる「テクニカルセッション」、「ブース展示・交流会」を行うなど、盛況のうちに終了いたしました。

本記事では、KC3 2024の各プログラムの様子を写真とともにお伝えいたします。

開会式・団体紹介

「KC3 2024」の最初のプログラムとして、開会式、および団体紹介を開催いたしました。

運営委員会からの諸連絡に続き、NxTEND賛同会員団体・KC3参加団体から自団体の紹介・活動報告を行っていただきました。

今年は昨年度より参加団体が増え、全15団体が登壇し、それぞれの取り組みを発表しました。普段あまり交流のない団体同士が互いの活動を共有することで、新たな連携や交流の可能性が広がり、多くの参加者から好評をいただきました。

各団体が取り組んでいる多様な活動内容や、今後の展望を共有する場として、今年も大変充実した内容でした。

学生勉強会

「KC3 2024」1日目の目玉プログラムである「各団体の所属学生による勉強会」は、3つのタームにわたり、計15のセッションが開催されました。

プログラミング言語、セキュリティ、ウェブ開発、ソフトウェア品質、ネットワーク技術、アニメーション、機械学習など、多様な分野にわたる勉強会が同時に6つずつ開講され、参加学生は興味のあるテーマを自由に選び、聴講するという形式で進行しました。

どの勉強会も非常に充実した内容で、プログラミングの基礎から実践的な応用まで幅広いテーマが扱われました。特に実践的な技術を学ぶ機会が豊富に提供され、参加学生の真剣な姿勢が非常に印象的でした。

ブース展示・交流会

「ブース展示・交流会」は、KC3 2024に参加した団体や協賛企業がそれぞれブースを構え、学生や企業担当者が各ブースを回りながら交流を深めるプログラムです。今年から協賛企業の方にもブースを出展いただき、団体と企業、学生との間でより多様な交流が行われました。

また、各ブースを回ることで技術書などの景品があたるスタンプラリーも実施され、多くの学生が積極的に参加し、活気ある交流が繰り広げられました。各ブースでは日頃の活動内容の共有が行われ、参加者同士が技術的な情報交換をするなど、非常に実りある時間となりました。

テクニカルセッション

KC3 2024では、学生や企業、特別ゲストにご登壇いただき、多彩なテーマでテクニカルセッションが開催されました。技術的な知識や実務での経験にとどまらず、キャリアや就職活動に関する話題も取り入れ、参加者にとって幅広い学びの場となりました。

学生セッションでは、実際に触れた技術に関する体験談や起業経験、コミュニティ運営の意義など、学生ならではの視点から多様なテーマが発表されました。

さくらインターネット株式会社様による企業セッションでは、「AI向けコンテナサービス『高火力DOK』のイロハ」をテーマに、実業務に密接に関連する具体的な技術やサービスが紹介され、学生たちにも実践的な知見が共有されました。

さらに、特別ゲストとしてセキュリティ芸人であるアスースン・オンラインさんをお招きし、「セキュリティ芸人のアウトプット裏話」というテーマで、セキュリティ技術についてユーモアを交えて解説する興味深いセッションも行われました。

また、「学生エンジニアのためのキャリアと技術のぶっちゃけ話」をテーマにしたパネルディスカッションでは、異なる分野で内定を獲得している3名の学生にご登壇いただき、それぞれのキャリアパスや技術習得の経験について語っていただきました。学生同士のリアルな声が共有され、参加者にとって非常に意義のある時間となりました。